創価なう

仏教オタクが仏教を語ります

今日が人生最後の日だったら?

スティーブ・ジョブズさんを尊敬してます。

ジョブズさんは大学を中退しています。 理由は高い授業料を払ってまで、大学に居続ける意味が見出だせなかったからです。

大学の学費って高いですからね。 日本の大学生も必死にアルバイトをしながら通っている人が多いみたいです。

学生の本分は勉強ですから、勉強に集中できる環境を何とか作ってあげたいものです。 具体的に言えば、奨学金制度をもっと充実させることとかですかね。 基本的に日本の奨学金は返済型です。 なので大学卒業と同時に多額の借金を背負って社会に出ることになります。

せめて、利子がない奨学金を拡充するなりしてほしいものです。 もっと言えば、給付型の奨学金を充実させたいですね。

で、学問に打ち込むことが学生の価値を高めることに繋がる社会にしたいですね。 具体的に言えば、就職活動で学問に打ち込んだことが高く評価されるべきです。 授業の成績をもっと重視してもよいかもしれません。

まあでも会社が求めていることってコミュニケーション能力だとかいう意見もありますがね。 サークル活動ガッツリやってたほうがヒューマンスキルは身につくかもですね。 難しい所です。

大学に行くメリットとしては ・4年間、社会的な地位が確保されていること、比較的自由度が高い時間があること ・学問に打ち込める環境があること、教授という学問のスペシャリストと多く会話を交わすことが出来る事、人格的触発 が主にあげられるでしょうか。

別に勉強するだけなら図書館行けば好きなだけ本読んで勉強できますからね。 勉強する気さえあればお金はかかりません。

ただ、議論することは図書館では出来ません。 議論することは非常に効果的な学問です。 思索が深まります。

大学の教授は学問のプロです。 話をすると本当に多くの学びが得られます。

例えば、卒業論文を書くとします。 自分なりに文献にあたったりして、研究を進めます。 ところが行き詰まるんですよね。

そこで、教授にアドバイスを求めると びっくりするくらい解決の糸口が出てきます。 学問的な問題解決のアプローチが豊富なんですよね。 何年も何本も論文を書いてるわけですから。

大学の高い授業料というのは 教授と話すために払っているようなものです。

大学の図書館なんて別に誰でも入れます。 無料です。 価値が有るのは人格的触発なんですね。

スティーブ・ジョブズさんの話に戻します。 ジョブズさんは養子です。 なので、経済的な負担を避けたかったために大学を中退しました。

それでいて世界に名を残る製品を作っています。 学歴は関係ないですね。

学ぼうと思えばいくらでも学べる時代です。 図書館に行けば無数の書物に出会えます。

大学の教授や著名人にも会えます。 話を聞き学ぶことが出来ます。

圧倒的な求道心がジョブズさんにはあります。 追求心とも言えます。

ジョブズさんは書道に強い関心を持っていました。

そして日本の製品を研究しつくし、良い所を真似し オリジナルの製品に作り出しました。 創造とは模倣とも言えます。

学ぶとは真似ぶとも言われます。 真似をすることから創造は生まれます。

その事をジョブズさんは教えてくれました。

ジョブズさんの言葉に 「今日が人生最後の一日だったら、今日のように過ごすだろうか」 という言葉があります。

臨終只今にありに通じますね。 人間いつ死ぬか分かりません。 今日死ぬかもしれません。

だからこそ今日死んでも悔いのないように 一日一日を大切に生きていきたいものです。