創価なう

仏教オタクが仏教を語ります

仏とは何か

あなたは

というとどんなイメージを持っていますか?

「あー、あの頭がブツブツで すんごい一重の大仏ちゃんね」

とかそういう感じでしょうか?

日蓮大聖人の仏法では 仏とは、実は 僕達一人ひとりの生命 のことをいうのです。

びっくりされましたか? びっくりしますよね笑

仏っていうのは別にどこか遠くにいるのではなく 私達一人ひとりの生命のことを言うだなんて。

こりゃーびっくりです。 たまげそうです。

つまり、仏とは生命なんですね。 仏という存在をぐぐぐっと人間に近づけた悟りです。

これを悟られたのは 創価学会第2代会長 戸田城聖先生です。

戸田先生は 第二次世界大戦中に牢獄に入られていました。

戦争に反対したがために。

当時は戦争反対なんか言っちゃうと 牢獄に入れられる時代だったんです。

今じゃあ 戦争反対が当たり前の時代ですけどね。

当時は違ったんです。

「そんなバカな」

と思うかも知れません。

けど、これってすごく 合理的な考え方だと思います。

なぜならば、一般的な考え方のように 「仏とはあの、仏像のことだ!」 としてしまうと 「あの仏さんにお願いしよう!」 となってしまいます。

結果として、自分はお願いするだけ ということになり 自分自身の存在が小さくなります。

これって本来宗教が目指すべきところではないと思います。

宗教は結局、 人が幸せになる、幸せを感じるために あると思います。

それなのに、 自らを小さくしてしまうような おねだりの考え方は 矛盾があるのではないでしょうか。

それよりは 実は仏というのは 自分自身の生命なのであり その生命をあらわしていくことで 幸せになれる と考えるほうが より人間のためになると思います。