創価なう

仏教オタクが仏教を語ります

地から湧き出てきます(温泉ではありません)法華経の話

いや〜熱いです。

「何が熱いねん、大野 言うてみーや」

法華経の涌出品です。

「なんやそれ?まず法華経ってなんやねん」

釈尊さんって知ってますか? 仏法の始まりの人です。

法華経っていうのは 釈尊さんの説法の中で 一番大切な部分です。

正式名称は 妙法蓮華経といいます。

とはいえ元はサンスクリット語なので これを妙法蓮華経と漢語に訳したのは 鳩摩羅什という方です。 5世紀の中国の人ですね。

で、ですね。 その法華経がこれまた熱いんです。

今日ご紹介したいのは 涌出品です。

「涌出品?なんやそれ? なんか湧いて出てくるんか?」

その通りです。 湧いて出てくるんです。

「おお、温泉か?」

違います。 地涌の菩薩です。

「なんやそれ? 強いんか?」

強いです。 最強です。 この末法を救っていく人たちです。

涌出品ではその地涌の菩薩の登場が描かれます。

法華経は大きく28品に別れています。 前半14品を迹門 後半14品を本門といいます。

涌出品というのは15番目です。 本門の初めの方です。

何となく字を見てもらえば分かるかもなんですが 迹門より本門の方が大事なんですね。

で、涌出品なんですが 創価学会版の妙法蓮華経の 451ページからになります。

その書籍は最後に 示しておきますね。

で、内容なんですが ポイントだけお伝えします。

まずはこちら 「止みね。善男子よ。」

このセリフが熱いんですよね。

「おい、大野、何をやめるんだ?」

いや、私が言ったのではありません。 釈尊さんが言ったのです。

釈尊さんが 迹門の菩薩にやめなさいと言いました。

「何をやめなさいって言ったんだ?」

ざっくり言っちゃえば 迹門の菩薩さんが 頑張って仏法を流布します!!!って言ったんですね。

それを聞いて 釈尊さんが おい、やめんかいって言ったんです。

いやいや驚きますよね。 そんなこと言われたら。 決意してるのに。

水ささんでもええやないかいってなりますよね。

そしたらぐおおおおって 地涌の菩薩さんたちが湧き出てくるわけです。

これがめちゃくちゃ強そうなんですよ。 まじで。

金色に輝いてるし。

で、こっから釈尊さんの ぶっちゃけ話が出てくるわけです。

「何をぶっちゃけたんだ?」

私(釈尊)は この世で初めて仏になったって言ってましたよね。

あれ、嘘なんです。 実はずーっと昔から仏なんです。

でね、最強に訓練しまくってきた 弟子がこの地涌の菩薩なんです。

そんな感じです。

そんなぐおおおおなストーリーが 涌出品には書かれているわけです。

感動しますよ。 まじで。 読んだら。

以上です。 お読み頂きありがとうございました。


妙法蓮華経並開結